ILBM推進事業

「アフリカにおける統合的湖沼流域管理国際シンポジウム」を開催

第5回アフリカ開発会議(TICAD V)に合わせ、ILECはTICAD Vパートナーシップ事業として「アフリカにおける統合的湖沼流域管理(ILBM)国際シンポジウム」を6月1日、横浜市で開催しました。なお、このシンポジウムの開催にあたっては、地球環境基金の助成を得ております。基調講演では、1993年ストックホルム水大賞受賞者であるインドのマダヴ・チターレ博士が、アフリカに先行するインドの取り組みを紹介しました。その後行われたパネルディスカッションでは、ケニアのヴィクトリア湖ニャンザ湾、ナクル湖、ジンバブエのチベロ湖の事例がそれぞれ現地で活動するNGO代表者や研究者から紹介されました。国連環境計画(UNEP)の担当者も参加し、各湖沼が抱える課題は何か、持続可能な湖沼管理を図る上で何が必要なのかなど、活発な議論が交わされました。