世界湖沼会議(WLC)は、世界の湖沼とその流域の持続可能な未来を考えるための国際会議です。1984年に琵琶湖畔で開催された「世界の湖沼環境の保全と管理に関する滋賀会議(LECS’84)」において、国連環境計画(UNEP)のトルバ事務局長から定期的な継続開催が提案され、以降概ね2年ごとに世界各地で開催されてきました。
また、2024年の国連決議で制定された「世界湖沼の日」は、この会議が初めて開催された8月27日に由来しています。WLCは、湖沼とその流域の持続可能な管理をめざし、学界、政府、市民、NGO、企業など多分野の参加者が意見や経験を交換する場として、世界的に広く認知されています。