ILBM推進事業

TWAP湖沼G第2回会合: 東南アジア専門家セミナーと専門家会合(マレーシア)

平成25年7月8~11日、ILECは、クワラルンプールにおいてマレーシア国立陸水学研究所(NAHRIM)との共催でTWAP東南アジア専門家セミナーおよび専門家会合を開催しました。専門家セミナー(7月8~9日)では、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、インド、米国、そして日本からおよそ70名の専門家や行政関係者が出席し、自国における気候変動の影響などを含む河川・湖沼管理の取組や自国周辺の国際越境流域の現状と課題について議論しました。引き続き開催された専門家会合(7月10~11日)では、湖沼流域の評価指標の意味や多基準分析評価方法などTWAPの評価に係る技術的な議論が行われました。TWAP-大規模プロジェクトとは、地球環境ファシリティー(GEF)が資金執行機関、国連環境計画(UNEP)が実施機関となる、国境をまたぐ5つの越境水域(河川、湖沼、地下水、沿岸水域、海洋)を地球規模で評価するプロジェクトです。このうち、ILECは湖沼の評価を担当しています。