2023年1月11日（水）から30日（月）の期間、ILEC施設（草津）にて実施されましたJICA課題別研修「水資源の持続可能な利用と保全のための統合的湖沼・河川・沿岸流域管理」のPart 2が終了しました。

　研修では、ドラフトアクションプランの発表から始まり、琵琶湖の保全と規制に関する講義、琵琶湖の漁業、環境教育、エコツーリズムなど幅広い知識の共有が行われました。さらにLake Modelingの実習等、実践を通じて学ぶと共に、琵琶湖博物館、京都大学流域圏総合環境質研究センター、環境ビジネス企業、瀬田川洗堰等に加え、琵琶湖から淀川流域まで視野を広げ、淀川河川事務所等の視察も行われました。

　途中、10年に一度といわれる寒波の影響から大雪に見舞われ立ち往生するハプニングもありましたが、無事終えることができました。

　今後、研修員のみなさんは本研修で習得した知識を自国の関係者と共有しながら、作成したアクションプランの実践に向け、取り組んで行くことになります。