2023年3月3日、JICA関西の依頼を受けて、JICA関西2022年度 地域理解プログラム「琵琶湖をめぐる開発と保全の教訓」への協力を行いました。※関連資料を記事の後に掲載しております。
今回で4度目となる本プログラムは、対面14名とオンライン(全国の57の大学から約190名の申込)のハイブリッド形式での実施となりました。
午前は中村副理事長が「琵琶湖の開発と重要性の認識」について、午後は滋賀県立大学の井手教授が「日本の高度成長期における住民活動」についての講義を行いました。質疑応答では、水処理システムや水力発電、石鹸運動、MLGs等、多種多様な質問が飛び出し、活発な意見交換がなされました。
1日という短い時間ではありましたが、本プログラムが参加した各国の留学生たちにとって、湖沼の大切さや湖沼問題に対する認識を深めるきっかけになることを期待しています。
<補足>
JICA地域理解プログラム: JICA開発大学院連携構想の下、地域の近現代の発展と開発の経験を伝えるため、関西の大学院で学ぶ長期研修員(留学生)に、関西の歴史・発展・開発経験事例を紹介しています。
<関連資料>
Evolving Issues toward Improvement of the Lake Biwa -YodoRiver Basin Governance
Evolving Issues Toward Biwa-Yodo Basin Governance
Lake Biwa: Have sustainable objectives been met?
Local Approaches to Environmental Compliance
Lake Biwa watershed transformation and the changed water environments.
Evolving History of Lake Biwa and Yodo River Basin Management