Colin Maxwell Finlayson
オーストラリア
ニューサウスウェールズ大学理学部生物地球環境科学科 助教授
現在はニューサウスウェールズ大学理学部生物・地球・環境科学科、チャールズ・スタート大学土地・水・社会研究所の非常勤教授、IHEデルフト水教育研究所(オランダ・デルフト)の湿地の賢明な使用に関するチェアを務める。
職歴
・チャールズ・スタート大学(オーストラリア、ニューサウスウェールズ州、アルベリー)生態学・生物多様性教授、土地・水・社会研究所所長
・国際水管理研究所(スリランカ、コロンボ)湿地管理主席研究員(2005-2007年):プログラムリーダー(予算、人事、管理 )
・オーストラリア、ダーウィン、環境遺産省、環境研究所 所長 (2002-2005)。
・研究マネージャーおよび湿地保全プログラムリーダー;オーストラリア、ジャビル(カカドゥ国立公園)の連邦環境局環境研究所(1993-2002)
・湿地帯担当アシスタント・ディレクター;英国スリムブリッジ、国際水鳥湿地研究局 (1989-2002)
・オーストラリア、ジャビル(カカドゥ国立公園)、連邦環境局、アリゲーター河川地域研究所 研究員 (1984-1989)
・CSIRO灌漑研究部門研究員(オーストラリア、グリフィス)(1980-1984 )
専門分野
国際的な湿地生態学者であり、水質汚染、鉱山や農業の影響、外来種、気候変動、人間の幸福と湿地について幅広い経験を持つ。
気候変動に関する政府間パネル、ミレニアム生態系評価、地球環境概況第4-5版などの世界的な評価に参加。1990年代初頭からは、湿地に関するラムサール条約の技術顧問を務め、湿地の生態学と管理について幅広く執筆し、湿地のインベントリー、評価、モニタリングの概念と方法の開発に貢献し、多くの国で現地ベースの評価を実施。
2018年にSpringer社から出版された主要学術書『The Wetland Book』の編集長を務め、CSIRO Publishingのジャーナル『Marine and Freshwater Research』の編集長も務めている。
また、環境NGOにも積極的に関わり、2002年から2007年まで世界的なNGOであるWetlands Internationalの運営評議会会長、2019年から2020年まで国際湿地科学者協会の会長、ビクトリア州(オーストラリア)のWinton Wetlands Committeeの環境戦略諮問委員会委員長を務める。ILEC科学委員メンバー。
ウェブサイト:https://researchoutput.csu.edu.au/en/persons/mfinlayscsueduau