
高松 正嗣
日本(米国在住)
世界銀行 欧州・中央アジア地域担当 都市・防災・土地ユニット上級防災専門官
高松正嗣氏は、世界銀行 欧州・中央アジア地域担当 都市・防災・土地ユニットの上級防災専門官。京都大学で環境工学の学士号(2000年)、修士号(2002年)を取得後、米国テキサス大学オースティン校で環境・水資源工学の博士号(2006年)を取得。また、米国メリーランド州の土木工学プロフェッショナルエンジニア資格も有する。
専門は水理学・水文学で、都市の雨水・洪水管理や統合的水資源管理に豊富な経験を持つ。世界銀行入行前は米国の土木設計会社にて10年以上にわたり水資源エンジニアとして勤務し、ニューヨーク市の合流式下水道越流水(CSO)モデルを用いた長期管理計画や、ボルチモア市の衛生下水道整備プログラムに従事した。
世界銀行では、地質災害や洪水、自然を活用した解決策(Nature-based Solutions)に関する各種信託基金プログラムを統括し、ワークショップや能力強化イベントの企画運営、技術調査の推進を担っている。また、南アジアや欧州・中央アジア地域における洪水や土石流のレジリエンス強化プロジェクトを幅広く支援している。
ウェブサイト: https://blogs.worldbank.org/en/team/m/masatsugu-takamatsu