世界に広がるILBM推進事業
ILECは、世界の様々な環境下にある湖沼を対象に、政府機関、科学者、地域の関係者が協力して、持続可能な湖沼管理と健全な湖沼とその生態系の保全を推進し、人と自然のつながりを大切にしていきます。
アフリカにおいては、滋賀大学環境科学研究センターと共同で、環境省の委託を受けて、水と衛生環境の改善に向けたILBMの手法を導入する3年間のプロジェクト「AFSAN(African Lake Basin Management with Sanitation Challenges)」を実施しました。
また、南アジア、東アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカにおいては、ILBMの普及・発展を目的として、滋賀大学、滋賀県立大学と共同で「湖沼流域ガバナンス」プロジェクトを推進しました。引続き、湖沼流域ガバナンスの現状とその向上・強化をめぐる取組みの状況を把握するため、現地調査・関係機関協議を行っています。