2021年9月6日~9月24日に「水資源の持続可能な利用と保全のための統合的湖沼・河川・沿岸流域管理」Part1を開発途上国の技術系行政官を対象に実施いたしました。アルメニア(1名)、バングラデシュ(1名)、ボツワナ(1名)、キューバ(1名)、マレーシア(3名)、ザンビア(1名)から計8名が参加しました。また、本年度は過去に研修に参加した帰国研修員2名を含む、6名のオブザーバーも参加しました。
本年度も昨年度に引き続き、世界的なパンデミックの影響のため、遠隔研修でオンライン講義とオフライン講義を組み合わせた実施となりました。来年1月に予定している2020年度と合同のPart2も遠隔研修として実施する予定です。
【研修の様子】
本研修は、自国における課題を抽出し、互いにその情報を共有することから始まりました。滋賀県の湖沼流域環境保全の取組や、工業、農業、経済、環境教育、住民参加といった様々な観点からの講義を受け、研修員は各々のアクションプランを作るべく懸命に取り組んでいます。1月に行われる研修Part2では関連施設バーチャルツアーも取り入れる予定です。